当店は、「和にとどまらない」「デニムにもあう」をコンセプトにした着物リメイクショップです。

アンティーク着物の大胆な抽象柄も、縞のウールも、無地の紬も、派手な浴衣も、着物だった時とは違う表情の、個性的な一点ものに生まれ変わります。


＊自由なリメイクで「和にとどまらない」

数年前、ふと気付いたら、着物にハマっていた時に少しずつ集めたアンティーク着物や、母から譲り受けた古い着物が溜まっていました。着物は着なくなってしまったけれど、やっぱり着物は好き！　眠っていたリメイク熱が復活したのです。

古い着物は斬新な模様や色使いで、今もってモダンなセンスにあふれています。加えて、織りや染めのクオリティーが高い。リメイクして長く着続けることを前提につくられていますから、デザイン力だけでなく、時を生き延びる素材のポテンシャルも高いのです。

そんな着物をほどき、広げてみると、着物の色や柄模様に触発されるようにアイデアが湧いてきます。縦にしたり横にしたり。同じデザインでも素材が異なり、色柄が異なると、全く別の雰囲気に仕上がります。着物リメイクは着物の延長線上ではなく、全く自由にリメイクすれば良いのだと思い知りました。


＊日本の四季に最適化された「デニムにもあう」オンリーワン

風を通して汗を逃がしてくれる浴衣はもちろん、季節の変わり目に着る綿や紬、ウールなど、模様だけでなく素材としても、着物は日本の四季に最適化されています。

［和にとどまらない］発想でリメイクすると、素材の力が着物という制約を超え、「デニムにもあう」、でも日本に暮らす日本人である私たちにしっくりとくる、かつ、どこにもない一着が生まれます。

大島紬など驚くほど軽いのもメリットです。 日常使いはもちろん、旅行にも最適です。特に海外旅行では、実用的であるばかりでなく注目度も増して、大活躍してくれます。

もう一つ心がけているのは、着物（地）に敬意を払うこと。単なる洋服の材料として切り刻んだりはしたくない、ということです。平面裁断を基本にK's流の工夫を加え、着やすさにもこだわったオリジナルデザインで制作しています。

また、小物に合わせる紐やビーズなども、着物の力に負けず、かつ魅力を引き立てるような素材を厳選しております。

そんな「使える」着物リメイクを、是非たくさんの方に知ってほしい、着物地や古布の魅力に、是非日常の暮らしの中で触れてほしい、そんな思いが高まり、2018年の春から販売を始めました。9月にはこちらでショップもオープンできました。たくさんの方と着物リメイクの楽しさを共にできれば幸いです。


＊限られた希少な着物地からのハンドメイドですので、ご購入前にサイドバーの［はじめにお読みください］または以下のリンクをご一読いただきますようお願いいたします。
https://shop.ks-remake.com/blog/2018/08/28/161546


＊メインサイト K's Remake：着物リメイク熱に浮かれたコラムなど書いています。
https://ks-remake.com