こちらの作品は受注生産となります。
ご注文いただいてから1週間から10日ほどで作成、発送いたします。

写真には赤系と青系が載っていますが、青系は終了いたしました。
一重仕立てが可能な状態の良い部分が終わってしまったため、ご了承ください。
赤系は残り一点のみ一重仕立てが可能です。

（非常に希少な、たぶん二度と出会えないだろう着物地だけに、残った布地も傷んだ部分を補修したり、強度をもたせるために合わせ仕立てにしたりして、なんとか再生させたいと検討中です。）

この着物を手に取った瞬間、軽さに驚きました。
初夏や秋くちに着る単衣の着物で、
綸子のように光沢のある斜めの縞が地模様に入っています。

その縞の一部が紗のようにも見えるのですが、
実際に透けてはいません。
透けていないのに透け感があるという、
本格的な夏を迎える前の、
あるいは盛夏をやり過ごした季節に爽やかさを与えてくれる、
そんな凝った夏用の着物地です。

青と赤という色合わせも、縦縞の出し方も、
現代の着物にはないモダンさとしゃれ味があります。
アンティーク着物でもあまり見かけない、希少な素材です。

薄くて軽いのに光沢とハリがあり、肌触りはサラサラ。
汗ばむ季節に適度に肌から離れてくれます。
しわにもなりにくいし、これはもうスカーフしかないと思いました。

首にまとってみたら、何もかけていないように軽い。
感動的な軽さです。
ふわっと流して風にゆれる感覚を楽しみたくなりました。

くるくるとねじって大きく空いた衿周りにあしらえばアクセサリーに。
工夫次第で、色々な表情になります。

色は赤ベースと青ベースと二種類つくってみました。
お好みでお選びください。
あるいは二枚重ねて巻くのもゴージャスです。

素材の質感が高いので、エレガントな装いに華やかさを添えてくれますが、
Tシャツやシンプルなニットにもよく合います。
着物だったときは初夏初秋用でしたが、
スカーフになるとジャケットやコートインにも使えますので、
季節を問わず、様々なシーンでご利用いただけます。

★布地には弱っているところあるため、程度の良い部分を利用いたします。
そのため、目立たない中央部などがはぎ合わせとなる場合があります。

★端の処理は長辺が手縫い（くけ縫い）、短辺は質感を活かすため5ｍｍほどほどいただけの処理となります。

★素材：絹

★サイズ：縦155×横16.5cm